試訳
バスで過ごすある週末のように、
子宮がんのように、
出来事が連なり
ひとつの計画に従う。
しかしながら、湿った布巾が、
無味乾燥としたプール沿いで、
諦念を壊し
脳が動き出す。
脳は検討する
ひと夏の恋の結末を、
脳は離れたがる
シミのついた頭蓋の箱から。
台所を掃除し、
メプロニジンで眠りにつけるが、
夜は一度たりとも十分黒く染まらず
物語に結末をつけるにいたらない。
分配ー消費
Ⅰ.
断端の擦れる音が聞こえていた、
足を切断された人が踊り場にいるんだ
守衛には友人が何人かいて
彼らがにわか雨のあとに綺麗にするのは
腹を裂かれた隣人女たちの血、
そういうことが起こる必要があった
真実についての議論
跡を残す愛の言葉。
隣人の女が建物を去って、
オーブン付きレンジがやってきた
ぼくは家具を買うべきだった、
そうすればすべてが避けられただろうに。
すべてが起こるべきだったから、
ジャンは猫の目を潰した
離れ離れに漂うモナド、
分配と跳躍。
Ⅱ.
電子レンジに囲まれながら
消費者の運命は
刻々と確定している──
失敗の恐れはない。
予定帳の明日の欄には、
こう書いていた 「洗濯用洗剤」──
だが僕は人間なのだ
明日の特売はゴミ袋!
今にも人生がひっくり返りそうだ
ハイパーマーケット「コンチナン」の中で
僕は突進しては後退する、
包装【パッケージ】に誘惑されて。
肉屋は口ひげを生やし
肉食獣の笑みを浮かべていた、
顔は斑点だらけ…
僕は彼の足元に身を投げた!
Ⅲ.
(次回読書会で扱う予定です)
