2025/04/06 「(標準化された絶望と)」他(『ルネサンス』)読解

試訳

標準化された絶望と
舞い上がる埃
シャンゼリゼ通り全体で
ページをめくらなければならないだろう。

ワグラム通りのキオスクで、
ポルノ雑誌を購入しながら
ある種(習わし)の儀礼に嵌められたと感じる
助けを求める盲人のように

彼は地面に杖を叩きつけ、
鉄道に近づく
メザニンに置かれた花のように、
操縦不能な乗り手のように。

交通は穏やかになり
夜は血管を見つけ出す、
一週間の終わり(衰退)に
歩道は雨に覆われる。


物体たちの静けさ、それは実のところ、奇妙であり
どこかよそよそしい──
時は我々をずたずたに引き裂くが、物体たちは動じない、
なにものも物体たちを動かすことはない。

物体たちとは唯一の証人なのだ、我々の真の零落の、
我々の低迷の──
物体たちが帯びた色彩は、我々の古びた苦悩の色であり、
我々の味気のない魂の色である。

贖いも赦しもなく、物にあまりにも似すぎている、
我々は漂う、生気なく──
この陰鬱な熱を和らげ、
この喪失の感覚を癒すものはなにもない。

我々の物体によって造られ、その姿に似せて形づくられた、
我々は物体を介して存在している。
だが、我々の奥底には、今も記憶が横たわっている――
かつて我々が神だったという記憶が。


両肺の内側
表に浮き出る——
放射線治療、すなわち
苦痛の位置が変わる。

一晩中の
恐怖の叫び、すなわち
ぼくは自分の脈拍を感じている
ドクドクと息苦しい。


巨大な圧延機のように夜が私の上を通っていく
そして私は希望もなく朝がすり減っていくのを知っている
疲労する身体、離れていく友。
そしてカードを一枚一枚手に取る人生。

私はいつか倒れるだろう、そして私のこの手から。
戦い疲れ、と医者たちは言うだろう。