試訳
進め、購入者たちよ!
私は不動産業者たちの楽観主義が好きだ。それを無理に装ったものだとは思わない。不動産業者は職業上、楽観的なのである。職能と本質とは別々の言葉ではあるが、指し示すものは同じである――これは、不動産業者の場合にはとりわけよく当てはまる。
このアパルトマンは三十三階建ての[フランス式]二階にある。まずそれだけでも悪くない。一階だった可能性だってあったのだから。
玄関は広々としており、居間は明るく、そして細長いバルコニーが付いている──これは重要だ、不動産業者が二度も強調していることなのだから。二つの寝室も、明るい居間と同様に、このバルコニーへ出ることができる。想像できるというものじゃないか、再婚家庭の生活の大部分、いやひょっとするとその全部が、このバルコニーの上で営まれるんだろうな、と。
台所は独立しており、浴室は整備可能である。整備可能という状態から整備済みという状態へ移るのも、そう時間はかからないだろう、購入者たちの主体的な取り組みがこんな状態に対しては必要不可欠なのだ、私たちは自由な社会に生きているのだから。進め、購入者たちよ! 幸福はすでにこのアパルトマンの各部屋に満ちている――あるいは少なくとも、満ちる可能性を秘めている。
ケフレン・タワーとヌーヴォー・モンド・タワーとのあいだに位置しているというのは、なかなか大したことではある。地域の親しみやすさや、活気や陽気さを称えるお決まりの嘘については触れないでおこう。実際のところ、ヴァンサン=オリオール大通りほど陰鬱な通りは、ヨーロッパにもそう多くはない。とはいえ、「カピュシーヌとパピヨン」という保育園は存在する、少なくとも存在しているようには見える。
0.0.1
生まれつき私は属す 気にしがりな種族
休息を見出すことなく人生を通り抜ける種に
日ごと未だに詮索好きな魂を引き連れる
彼らがたまに口を開けば無益な話
もごもごと口ごもるのがオチである
信念もなく、喜びもなく、宛先もない
最後のパートナーが逝ってしまったのち
最後のパラダイムがついに消えてしまう。
0.0.2
小舟がひとたびのみ込まれる
ふたたび閉じていく池のように
私の人生は終わりに近づいている
ならされた逸話のように。
0.0.3
言葉はずる賢い、
終わらせる間に
それはついに消え失せた
見知らぬ世界のなか。