2026/08/09 「それは戻り、それはうろつき、それは食べる……」他(『常に敗れる闘い』)読解

試訳

それは戻り、それはうろつき、それは食べる……

それは戻り、それはうろつき、それは食べる
我らの肉を 少しずつ毎日
傷から血が滴る 少しずつ毎日
それは戻り、それはうろつき、それは食べる
そしてそれは疼かせる。

もはや生きていない、思い出す、
死ぬことはさほど難儀なことでない
最初の一撃でそれに到る
闘争はなく、無益な争いもない

反吐にまみれて死ぬ、
嘘を排除するのだ
引っ掻き噛み付く動物たちが
我らを堆積物に変えるだろう。

もう何もない、きらめきはない
死者のまったく褪せた目には
硬直した身体には
普遍的な恥以外は何もない。


希望

短く刈られたざらつく芝を這う希望

死が正当性を与える 完全なる過程の  
最終の顎の下で いまにも屈しつつある
厳しく乾いた死 その覇権下。

我々は生に向かって無意味な仕草をする
我々は血塗られた大いなる砂漠から出ることはない
我々は広大で白い空の下で自ら消し去り
我々は触覚の幻想において自らを粉々に砕くだろう。


大きな白い監獄で……

大きな白い監獄で、
規格化された窓並び
と消耗し切った冒険たち
が私たちの本性を形づくる
何一つ出口は開かれぬ
まま日曜日がただ続くだけ。

侘しいスープのごとき人生が
何事もなく冷めてゆき
性器は力もなくそり返り、
その目が皿のように見開いているのは

避けようのない恐怖
と棺桶の中の娼婦のような
色目を使う死を前にしているから、
もうすべての札は表に出ている。


最後に一緒にいてくれる人たち

残っている人たちを数えてみる、
しかしそれほど残っていない
どうでもいいと言ってみたい
しかし結果を知っている、嫌悪している。

長い抱擁を望んでいる
開かれた、女性の腕のなかでの愛撫
そして当たり前だがしゃぶられるのを望み
いや、抱きしめられるのを望んでいる、それ以上は要らない。

うまくできたかもしれないのに
幾人の貞節な女友達と
彼女たちはあなたを変えたかったのに
泣き言漏らすデブのジジイへと

だがそんなことはまったく起こらないだろう、
あなたは独りだろう、虚無と向き合い
悲しんだ目にさらされる
最後に一緒にいてくれる人たちの目に。