試訳
果ての最果て
死人はもう多くを語らない、
奴らは油膜となって広がる
奴らはどこにもおらず、ここにもいる存在、
奴らは我らの背を登り、穴をうがつ
奴らは最後に勝つ、そのことを知っていて
我らは惨めな人生を遺していく
望まれなかった子供らへ
我らは這う、すべて引き裂かれ、
よだれを垂らし大きく開いた穴へ
果ての最果てに、砂がある。
そしてすべての中心……
そしてすべての中心が崩れ落ちる、
だがそれはもう、本当には存在していない。
敗れつづける闘争
みな分かっている ありうる結末はとても少ない
本当にとても少ない、本当だ
結局ひとつしかなく、そして耐えがたい詳細、
敗れつづける闘争だ。
田園も平野ももはや見ることがない、
山々だってそうだろう
愛情も憎悪ももはや知ることがない、
すべてが消えていることだろう。
苦しまず死ぬことだけを乞うだろう、
組み合わせるさまざまな品物
あなたが夜を渡るのをすこし助けてくれるもの
組み合わせるさまざまな物質、
あらかじめ敗れた闘争。
薔薇色の断崖
私たちは最初の空間へと戻ってきた、
いまいるのは薔薇色の断崖のまさに縁
もはや場所もなく もはや本当の意味では物もない、
ところどころに、花弁を失い禿げた花がいくつか
するとほら 一人また一人と現れる生き残った者たち
彼らが身にまとっているのは、貫かれたその身体だけ
彼らが望むのは、ほんの少し揺すってあやしてもらうことだけ
死がやって来て、その腿が開かれる前に
本当の死、絶対的な死、第二の死、
私たちは散らされ、新たな組み合わせとなるだろう
何ひとつ残らず、何の証拠もなくなるだろう
私たちがひとときこの世界の一部であったという証
だが私たちは生きた、
そう、私たちは生きた
(それも惨めに生きた、
それは私も認めよう。)
私たちについて残るのは
ある物語の幕開け
つまりはある伝説
そこでは跪いた死体たちが
供物を差し出している
最後の猶予を求めて。
ある朝彼は目覚めた 死の思索とともに……
ある朝彼は目覚めた 死の思索とともに
もう彼にはそれ以外に何も残されていないのだろうと理解した。
死は嘘をつかない。絶対的な力として、
それは誠実さと共に姿を表す。それは約束せず、要求せず、そこに非情も同情も見つからない。死にとって慈善は無縁なものである。
死は知っている。自らを克服できるという自惚れた神々を――死はそれらに無関心である。死は存在するために、エートル(存在すること)を必要としない。
死は病を知っている——だがそれらを査定しない。病は力なき助手にすぎない。死の支配に反することなく消滅するだろう——死は劣化の娘であり、強力で賢明な神聖である。
死は人間にとどまらず、また生あるものに限らない。また惑星さえも——死は存在するものを一緒くたに抱擁する。