2024/09/23 「(夜明けを迎えるか否かの選択)」ほか(『闘争の意味』)読解

試訳

夜明けを迎えるか否かの選択に直面し、アナベルはカーテンの隙間へ青春時代の影たちが滑り込むのを感じた。彼女は愛に最後の別れを告げたいと願っていた。しかしあらゆるものが彼女を愛に駆り立てていた──彼女は独りごちた、思い出のつづれおり、それだけで十分だったのに、と。今はまだ夜だった、そして臓器は病んでいた。別の経験、別の生──前のものより快適ではなかったけれど、多分ずっと短く済んだ。隣人はプードルを飼っていた──なぜ彼女は犬でなかったのだろう? プードルはならず者たちから守ってはくれない──とはいえ終始子供みたいなその姿は目を和ませてくれるものだ。プードルはカーテンの隙間からの侵入者を観察し、低いうめき声を立てながらそれが陽の光と知る。自分のリードと首輪に気が付く。人間同様、プードルも時に癌になる。彼は勇気を持って死を迎える。周囲を見回し、短く吠え、そして輪廻の滝に飛び込むのだ。


昏睡状態の彼女は、とても静か、
ある程度の危険は受け入れていた
(太陽に、その輪っかに耐えていると、
苦痛があまりに耐え難くなることがあるように)、
皆が自分と似たようなものだと考えていたから、
だけど当然そんなことはなかった。

彼女は穏やかで充実した人生を送れたはずだったのに
動物とちびっこたちに囲まれた人生を
だけど彼女は人間の社会を選んでしまった、
そして19歳の彼女はとても美しかった。

枕に広がる彼女のブロンドの髪が
奇妙な光輪を作り出していた、
中間にいるかのようだ、天使と
溺死者との。

とても静かで、最後まで美しい、
彼女はシーツをほとんど乱さずに
息をしていた——だけど彼女は夢を見ているのか?
彼女は、いずれにせよ、幸せそうだった。