試訳
雲の真ん中で止まっていた電車は
もっと良い運命へと僕たちを連れて行くことができたかもしれない
僕たちは幸福をあまりにも信じすぎる過ちをした
僕は死にたくない、死は蜃気楼。
寒さが僕たちの動脈を降りていく
まるで希望を覆い被さる手のように
無垢でいられる時は過ぎた、
兄弟の死にゆく叫びを聞く。
人間が限りない時間を求めて闘っていた、
僕は自動式武器の破裂音を聞いていた、
仕切りの中に詰め込まれた死体から
民族の起源を比べることができた。
残酷さが身体から立ち上る
満たされない酩酊のように、
歴史が忘却を運ぶだろう。
僕たちは第二の死を生きるだろう。
パリの朝、汚染のピーク
そしてボスニアの戦争が再燃しそうだ
だが君はタクシーを捕まえた、うまいもんだ
真夜中に吹く風はとても優しく
君を昼へと運ぶ、
8月はまだ続いている
そして君は挨拶するだろう
浴槽の中、スポンジに向かって。
本当に正解だよ
休暇を9月にとるというのは
もし僕に子供がいなかったら、同じようにしただろう、
日が出る日だってないわけじゃない。
土曜の夜は終わった、
客どもを追い出さなきゃならない
集合住居で夜が更ける、
君が思ってるよりも遅い時間だ
トロピカル・バーの灯りが
消える。ホールを施錠しようか。
君はひとりで昼食を取るだろう
サーモンのパニーニを
ショワスール通りで
そして、それを美味しいと感じるだろう。
ガラスの壁に囲まれてぼくは生きている、
開放型のオフィスにて
そして毎晩ぼくは地面を転げ回る、
ぼくの犬は老けはじめる
そしてぼくの隣人女はパーティーを開く、
ぼくの隣人女は気取りすぎだ。
孤独を感じるときもある、
ぼくはパーティーなんか開かない
ぼくの隣人女が忙しくする音がする、
ぼくの隣人女はたまに大袈裟だ。
ぼくは気に入ってもらうことを諦める、
自問しはじめる。
ぼくは本当に老けているのか?
ぼくは本当に誠実なのか?