試訳
こうではない。私の身体を健康な状態に保とうとする。おそらく私は死んでいる、知らないが。するべきだろう何かがあるが、私はしない。教わらなかった。今年、かなり老けたのだ。8000本の煙草を吸った。時折、私は頭が痛かった。それでもある生き方があるに違いない。本の中に私が見つけられない何かが。人間達がいて、数々の登場人物もいる。だが年が変われば彼らの顔がわからなくなっている。
私は男(人)を尊敬しないが、羨ましく思う。
息子と共に休暇に出かけたことがあった
宿泊先は非常に陰気なユースホステル
そこはアルプスのどこかで、
息子は十歳だった
そこでは、雨が静かに壁を滴り──
下では、若者たちが恋愛関係を結ぼうと頑張っていた
それから私は生きるのをやめたくなった、
道端で立ち止まりたくなった
もはや本も書きたくなくなった
ただ、止まりたくなったのだ
雨はますます激しく、長い帷のように降りしきる
この国はじめじめとしていて暗い──
闘いはここでは静まり、墓にでも入ったような気がする──
この国は死を思わせ、美しくさえない
やがて私の歯も抜けていくだろう、
最悪はまだこれからだ──
私は窓ガラスに向かって歩き、ゆっくりと体(顔)を拭く──
夕暮れが訪れ、世界が死にゆく様が目に写る
存在の苦しみの核
白い一室、過剰に暑い、数多の暖房器で(工業高校の教室にちょっと似ている)。
ガラス窓の向こうには半居住地域の近代的で出来合いの郊外。
それを見ても外に出る気は起きなくて、だけどこの部屋にとどまるのはこれほどまでの退屈の災厄。
(とうの昔にすべてに決着がついていて、ぼくらがゲームを続けるのは惰性でしかない。)
置き換え、操作
社会は差異や
操作手順を確立するそれだ
私はスーパーに顔を出す、
自分の役割を実に見事に演じている
私は自らの差異を非難する
自らの要望を制限する
そして私は顎を開く、
私の歯は少し黒い。
事物や存在の値打ちが透明な同意によって決まる
そこでは歯や
肌や臓器、すなわち色褪せる美
が介在する。
グリセリンを含むいくつかの製品は
部分的な過大評価の一因となりうる
人は言う、「あなたは美しい」と。
地表が侵食される。
存在や事物の価値は一般に極端な精密さによるものだ
そして「愛している」というとき
批評を、
量子の概算を打ち立てる、
詩を書く。