2026/01/10 「(僕たちは生きるのだ)」他(『最後の海岸の構成』)読解

試訳

僕たちは生きるのだ 愛する人よ 何の皮肉もなしに
それで僕たちはカナリアを買うだろう
僕は好きなんだ 君が裸のまま電話に出る時が
愛する人は少ないし、愛を与え合う人はほとんどいない。 

数時間が経てば空はほとんど赤色で
僕たちの視線は滑り死に向かい時々僕たちの体が動く
もう予測できる行先はなく、
まったく言葉にならない物事が起きていく。

僕はまったくもって明晰ではなかったし、
騒音が嫌いで空虚が大嫌いなんだ
自分を全部与えることはひっそり行われる
不確かな状態、だけれど、とても生き生きとした喜びなんだ

そして魅了されることは第二の人生で、
世界を横切る別の生がある、
ある者たちは愛することで大地を震わせていたし、
他の者たちは海に行くように愛へと向かう

それで君を知れば知るほど、僕の視線は動かなくなる。


異様なマチエール、敵対的な現前の塊
身体のうちに、都市のうちに、反復されるマチエール
破壊可能なマチエール、中絶された目には見えない
無の萌芽、これが空虚の様態である──

本性は味気ない夢から覚めつつあり
そして我々は水平的な夢を画定していた
石板の上で繰り返される我らの足音で、
本性は硬直した太陽の下で苦しみ
我らの眼差しは空虚の反映の上を滑っていた。

(テクストは不定形で、白色である。それは死の近似である。)


抒情的な世界を横切らなければならないのだろう
とても愛した肉体を横切るように
抑圧された力を目覚めさせなければならないのだろう
永遠の渇き、疑わしく悲壮な。