2026/02/07 「ベルギーの新聞を読みたまえ!」他(『最後の海岸の構成』)読解

試訳

ベルギーの新聞を読みたまえ!

死者たちは怖気に包まれる
治安部隊の連中は死の色をまとい
雨の降る場所はいつもある、
肉体の彼方に生はない。

遊びで人間を殺すだって?
悔恨の意味を取り戻そうってのか?
幸福である理由なんてどこにもなくて、
あるのは苦労の分配ってもんさ

蒼白で神経質な地の下には
索引化された死者たちの存在
それは圧迫された肉体、老いた風
夜は暁をもたないだろう。


クルーズ県に達する

優れた木々の選りすぐり
そして夕べの終わりの夫婦たち
(人生の終わり、とも言える?)

遠くには、華麗なるシナノキの一群
6月の夕闇のなか
そして奇妙で性的な雰囲気
カジーヌ城のウェイトレスらが纏う
(リスたちとの関係は終わらせなければ!)

一組の夫婦が姿を消した、
「きっとチーズとデザートの間に死んだんだ」


コースのクレームブリュレが届く
そして私たちはイエスの掟から遠ざかるのに。

吐き気を催すほどの見世物
メガネをかけた二体の死体
私たちに歯ぎしりをさせていたのだろう
もし自分たちが誠実であったなら。


人類のいくつかの群れと
夜に旋回する飛行機
(私は文句のつけようがなかった
ホテルの備え付けの家具に対して。)


数え上げられたその塊は
閉じゆく眼をもち
押し潰された空間のなかで
最後の術語を抱え込む。


不動の恩寵は、
あまりに重々しく感覚される、
それは諸文明の往来から生まれたので
必然として死を伴わない。